診療案内

サリチル酸ピーリング

対応状況
  • 安城本院
  • 新宿南口
  • 大阪院
  • 札幌院

サリチル酸ピーリング

サリチル酸ピーリングは、薬剤を塗って古い角質を取り除き、毛穴の詰まりや肌のざらつきを整える治療です。当院では、サリチル酸マクロゴールを使用しています。国内で承認を受けていない薬剤のため、下の「国内で承認されていない医薬品について」もご覧ください。

こんなお悩みに

  • 白ニキビや黒ニキビなど、毛穴の詰まりが気になる
  • 塗り薬を続けても、ニキビをくり返す
  • ニキビの塗り薬が肌に合わず、続けにくい

サリチル酸マクロゴールとは

サリチル酸を、マクロゴールという基剤に溶かした薬剤です。皮膚のいちばん外側にある角層にだけ作用し、厚くなった角質を取り除きます。レーザーの照射や、針を使って薬剤を入れる施術とは異なります。

ニキビの治療との関係

毛穴の詰まりがあるニキビでは、保険診療の塗り薬による治療が基本になります。ピーリングは、標準的な薬による治療が難しい場合や、効果が不十分な場合に用いることがあります。すべてのニキビに、薬より先にピーリングを行うわけではありません。

診察では、赤く腫れたニキビが多いのか、白ニキビやざらつきが中心なのかを見て、ピーリングが合うかを判断します。ニキビの薬で強い刺激が出たことがある方は、そのこともお聞かせください。

施術中のヒリヒリ感と回数の目安

施術中は、ピリピリ・ヒリヒリした刺激や熱さを感じることがあります。刺激が強いときは、我慢せずに、その場で声をかけてください。

施術そのものは15分ほどです。当院では、2週間に1回の間隔で、6〜10回を目安にしています。1回で十分な変化が出るとは限らず、毎回の肌の反応を見ながら、間隔や続けるかどうかを決めます。

施術を受けられない場合があります

アスピリン喘息の方や、アスピリンでアレルギーが出たことがある方は、施術を受けられません。施術する部分に傷や湿疹、ヘルペスなどの感染があるときや、日焼けをしているときは、施術を見合わせることがあります。

妊娠中・授乳中の方、持病で治療中の方、傷あとが盛り上がりやすい方は、診察でお伝えください。アダパレンなど、ビタミンAの仲間の塗り薬や飲み薬を使っている方、最近まで使っていた方も同じです。処方された薬は自己判断でやめず、休むかどうかは医師の指示に従ってください。

施術の前後の過ごし方

施術の1週間前からは、顔のマッサージやゴマージュ(スクラブ)を控えてください。施術の前後1か月は、SPF30・PA++以上の日焼け止めで紫外線を防いでください。

施術のあとは、肌がとても乾燥しやすくなります。いつもよりていねいに保湿し、洗顔のときも肌を強くこすらないでください。施術を受けた日は、顔そりも避けてください。

強い刺激が続くときは、ご連絡ください。施術のあとに、赤みやヒリヒリ感のほか、水ぶくれやアレルギー反応が出ることがあります。変化をすべて「古い角質が取れているだけ」と考えず、症状が強いときは、次の予約を待たずに、施術を受けた院へお知らせください。

この施術の要点

診療区分自由診療(保険適用外)
使用する薬剤サリチル酸マクロゴール(国内未承認)
施術する部位顔。札幌院では、背中も受けられます
施術時間15分ほど
回数・間隔の目安2週間に1回、6〜10回ほど。間隔は、毎回の肌の反応を見て決めます
受けられない方アスピリン喘息の方、アスピリンでアレルギーが出たことがある方
診察でお伝えください妊娠中・授乳中の方、持病で治療中の方、傷あとが盛り上がりやすい方、施術する部分に手術や放射線治療を受けたことがある方、施術のあとに日焼けを避けにくい方、ビタミンAの仲間の薬(アダパレンなど)を使っている方・最近まで使っていた方、サリチル酸でかぶれたことがある方
受けられる院安城本院・新宿南口・大阪院・札幌院

診察・治療の流れ

01

洗顔・撮影

顔の施術では、メイクを落として洗顔し、VISIAで肌の状態を撮影します。
02

診察

医師がニキビや肌の状態を診て、傷や日焼けがないかを確かめます。アレルギーや使っている薬をうかがい、費用と起こりうる副作用もご説明します。
03

施術

肌の反応を見ながら薬剤を塗り、時間をおいてから落とします。
04

施術のあと

肌の状態を確かめ、保湿や紫外線対策と、次の施術までの間隔をお伝えします。

初診のご予約

ご希望の診療科目・担当医師・診療時間をご指定の上ご予約ください。

副作用・リスク

  • 施術中に、ピリピリ・ヒリヒリした刺激や熱さを感じることがあります。
  • 施術のあとに、赤み、むくみ、乾燥、皮むけ、かさぶたが出ることがあります。赤みやかゆみが長引くこともあります。
  • 一時的に、ニキビが増えたり、毛穴が目立ったりすることがあります。
  • 水ぶくれやただれ、薬剤によるかぶれ(アレルギー反応)が起こることがあります。
  • 色素沈着のほか、肌の色が白く抜ける(色素脱失)、細かい血管が目立つ(毛細血管拡張)、小さな白いぶつぶつができる(稗粒腫)ことがあります。
  • まれに、ヘルペスの再発や細菌・カビによる感染が起こったり、傷あとが残ったりすることがあります。
  • 肌の状態によっては、期待したほどの変化を感じられないことがあります。
  • 施術に伴う副作用が出たときは、当院で処置を行います。

FAQ

国内で承認されていない医薬品について

未承認であること:ピーリングに使うサリチル酸マクロゴールは、国内で承認されていない医薬品です。

入手経路:当院の医師の判断のもと、個人輸入しています。個人輸入については、厚生労働省の「個人輸入において注意すべき医薬品等について」をご覧ください。

国内の承認品:サリチル酸の外用薬には、いぼ・うおのめ・たこ、ニキビなどの治療に承認されたものがありますが、ピーリング用のマクロゴール製剤は承認されていません。

海外での状況:米国などで、ピーリング剤としての承認は確認できず、重いリスクが十分に分かっていない可能性があります。

救済制度:万一重い副作用が起きた場合も、医薬品副作用被害救済制度の対象にはなりません。

監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

略歴を見る略歴を閉じる

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。