診療案内

ノーリス(1550nmハンドピース)

対応状況
  • 安城本院
  • 新宿南口
  • 大阪院
  • 札幌院

ノーリス(1550nmハンドピース)

ノーリスの1550nmハンドピースは、ニキビ跡の凹みや毛穴の開きに使うフラクショナルレーザーです。同じノーリスでも、IPLという光を当てる治療とは、使う部品も照射のしかたも異なります。1550nmのハンドピースは、国内で承認されていない医療機器です。下の「国内で承認されていない医療機器について」もあわせてご覧ください。

こんなお悩みに

  • ニキビは治ったのに、頬に凹みが残っている
  • 鼻に近い頬の毛穴が、開いて見える
  • ファンデーションを塗っても、凹みや毛穴が目立つ

1550nmのレーザーを点状に照射します

細かな点の一つひとつで、皮膚の内側の真皮まで熱を加えます。点と点の間には、照射していない皮膚が残ります。照射のあとに皮膚が回復していく反応を利用して、凹みや毛穴の目立ち方の改善を図ります。顔全体を面で削る治療よりも副作用は抑えられていますが、皮膚への刺激や炎症が起こらないわけではありません。

凹みの形と深さを診てから照射します

ニキビ跡には、赤みや茶色い色が残っているものと、皮膚が凹んでしまったものがあります。1550nmのハンドピースで照射するのは、凹みや毛穴の開きです。診察では、肌画像解析装置のVISIAで撮影した画像も見ながら、凹みの形や深さ、毛穴の状態、今のニキビの炎症を確かめます。

細く深い凹みや、縁が目立った凹みは、レーザーだけでは変わりにくい凹みです。その場合は、ほかの治療を組み合わせることもあります。

照射を重ねながら、経過を見ていきます

1回の照射では、変化が分かりにくいことがあります。赤みやざらつきが落ち着くのを待ってから次の照射に進み、凹みや毛穴の様子を確かめます。レーザーで凹みが平らになって消えることはなく、照射を重ねても凹みは残ります。凹みの目立ち方や毛穴がどのくらい変わるかは、人によって違います。何回か受けても変化がはっきりしないときは、続けるかどうかを一緒に考えます。

ノーリスの1550nmハンドピースによる治療前と治療後
ノーリスの1550nmハンドピース(自由診療)で治療した方の、治療前と治療後です。このハンドピースは、国内で承認されていない医療機器です。主な副作用は、赤み・腫れ・ざらつき・かさぶた・点状の出血のほか、水ぶくれ・やけど・色素沈着・傷あとなどです。

照射の痛みと、施術後の経過

照射のときは熱さや痛みがあるため、先に麻酔を塗っておきます。施術のあとは、赤みや腫れが1〜3日、ほてりやヒリヒリ感が数時間ほど続くことがあります。数日はざらつきや細かいかさぶたが出て、点状の出血が1週間ほど残ることもあります。いずれも、当院でお伝えしている目安です。

かさぶたは無理にはがさず、はがれるまでは、こすったりマッサージをしたりしないでください。直射日光を避け、紫外線対策も続けてください。

この施術の要点

診療区分自由診療(保険適用外)
主な対象ニキビ跡の凹み、毛穴の開き
使用する機器ノーリスの本体に付ける1550nmのハンドピース(国内未承認の医療機器)
痛み・麻酔照射のときに熱さや痛みがあります。照射の前に麻酔を塗ります(麻酔代は別)
施術後の経過赤み・腫れは1〜3日、ざらつきや細かいかさぶたは数日、点状の出血は1週間ほど(当院でお伝えしている目安)
受けられない方照射するところに傷・湿疹・感染症(ヘルペスを含む)や皮膚がんがある方、ケロイドや盛り上がった傷あとができやすい方
診察でお伝えくださいペースメーカーなど体に植え込む電気の機器を使っている方、傷の治りや血の止まりに関わる病気(糖尿病や血友病など)がある方、白斑がある方、照射するところにヒアルロン酸などの注入材・注入した脂肪・インプラントが入っている方、口のまわりなどにヘルペスをくり返したことがある方、日焼けをしている方、妊娠中・授乳中の方、肝斑がある方、光に過敏になる病気がある方、麻酔の薬でアレルギーが出たことがある方。光に過敏になる薬、血液をさらさらにする薬、ステロイド、ニキビの飲み薬(イソトレチノイン)を使っている方や、最近までイソトレチノインを飲んでいた方
受けられる院安城本院

診察・治療の流れ

01

洗顔・撮影

メイクを落として洗顔し、VISIAで肌の状態を撮影します。
02

診察

医師が凹みの形や深さ、毛穴の状態、今のニキビの炎症や肝斑の有無を診ます。費用と、起こりうる副作用もご説明します。
03

麻酔・照射

麻酔を塗ってから目を保護し、1550nmのハンドピースで照射します。
04

照射後

肌の赤みやほてりを確かめ、かさぶたの扱いや紫外線対策など、帰ってからの注意をお伝えします。

初診のご予約

ご希望の診療科目・担当医師・診療時間をご指定の上ご予約ください。

副作用・リスク

  • 照射のときの熱さや痛み、照射後の赤み・腫れ・ほてり・ヒリヒリ感が出ることがあります。
  • ざらつきや細かいかさぶた、点状の出血が出ることがあります。
  • 照射のあとに、ニキビのような発疹が出ることがあります。
  • 口のまわりなどに、ヘルペス(単純ヘルペス)が出ることがあります。
  • 水ぶくれ、やけど、感染が起こることがあります。色素沈着や色素脱失が起こったり、傷あとが残ったりすることもあります。
  • 肝斑がある部分は、濃くなることがあります。
  • 塗る麻酔で、かぶれやかゆみが出ることがあります。
  • レーザーの光が目に入ると、目に重い障害が起こるおそれがあります。照射中は、目を保護します。
  • 凹みや毛穴の変わり方には個人差があり、十分な変化が得られないこともあります。
  • 照射から1か月以内に、照射したところが茶色っぽくなってきたとき(色素沈着)や、強い痛み・水ぶくれが出たときは、次の予約を待たずに当院へご連絡ください。

FAQ

国内で承認されていない医療機器について

未承認であること:ノーリスの1550nmハンドピースは、国内で承認されていない医療機器です。

入手経路:当院の医師の判断のもと、個人輸入しています。個人輸入については、厚生労働省の「個人輸入において注意すべき医薬品等について」をご覧ください。

国内の承認品:ノーリス本体のIPL(光治療)用ハンドピースは国内で承認されていますが、1550nmのハンドピースは承認の範囲に含まれません。

海外での状況:米国FDAとカナダで、皮膚の凝固やリサーフェシング用の機器として販売が認められています。

救済制度:医療機器による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。

監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

略歴を見る略歴を閉じる

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。