水光注射 オリディア/スネコス
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水光注射 オリディア/スネコス
水光注射は、複数の細い針を備えた専用の機器で、注入剤を皮膚の浅い層に少しずつ入れる施術です。機器および注入剤は、いずれも国内未承認のものです。下の「国内で承認されていない医療機器について」もあわせてご覧ください。
こんなお悩みに
- 肌のハリやうるおいが気になってきた
- 頬の毛穴の開きが目立つ
- 気になる部分だけでなく、顔全体の肌を整えたい
水光注射の仕組み
当院では、HYCOOX(ハイコックス)という機器を使います。先端に9本の細い針が並び、皮膚を吸引しながら注入材を入れます。位置を少しずつずらしながら当てて、頬など顔の広い範囲に細かく注入していきます。
オリディアとスネコスの違い
オリディアは、ポリ乳酸の一種(PLLA)とCMC(カルボキシメチルセルロース)を含む、韓国製の注入剤です。ポリ乳酸に対する体の反応で、皮膚の中でコラーゲンがつくられるのを促す目的で使います。主に毛穴の開きが気になるときに選びます。オリディアだけを入れるほか、スネコスと混ぜて入れることもあります。
スネコスは、ヒアルロン酸とアミノ酸を組み合わせた、イタリア製の注入剤です。肌のハリや質感を整えるために使います。
どちらも、輪郭やボリュームを変えるための注入ではありません。使う注入剤は、気になるところと肌の状態を診て、相談しながら決めます。
ニキビ跡は、赤みと凹みを分けて考えます
ニキビ跡のご相談では、治ったあとに残った赤みや黒ずみなのか、皮膚が凹んだ跡なのかを、まず診察で見分けます。炎症のあるニキビが続いているときは、そのニキビの治療をご案内します。赤みや凹みが主な悩みのときは、原因や凹みの形に合った治療をご案内します。水光注射は、ニキビ跡の赤みや黒ずみ、凹みの治療を目的にしたものではありません。
回数と、変化を見る時期
オリディアを使う場合は、1か月ほどの間隔で3回を目安にしています。2か月ほどあけて受けることもできます。変化は、3回を終えたあと、数か月かけて確かめていきます。続けるかどうかは、そのときの肌の状態を診て決めます。
痛みと、施術後の過ごし方
針を刺す痛みや、注入するときの刺激があります。痛みが心配な方は、麻酔も使えます(麻酔代は別)。施術後は、赤みや腫れが1〜3日ほど、針の跡や内出血が数日〜1週間ほど残ることがあります。注入したところが、小さく盛り上がることもあります。大切な予定の前は、日程に余裕を持ってお決めください。
シャワーと洗顔は施術の6時間後から、スキンケアとメイクは翌日からできます。当日は、長時間の入浴やサウナ、お酒の飲みすぎ、激しい運動を控えてください。注入したところは強くこすらず、直射日光を避けて紫外線対策をしてください。
この施術の要点
| 診療区分 | 自由診療(保険適用外) |
|---|---|
| 使う機器 | HYCOOX(ハイコックス)。皮膚を吸引しながら、9本の細い針で注入します(国内未承認の医療機器) |
| 使う注入材 | スネコス(ヒアルロン酸とアミノ酸を含む)、オリディア(ポリ乳酸の一種。スネコスと混ぜることもあります)。どちらも国内未承認の医療製剤です |
| 回数の目安 | オリディアを使う場合は、1か月ほどの間隔で3回。2か月ほどあけることもできます |
| 痛み・麻酔 | 針を刺す痛みがあります。麻酔も使えます(麻酔代は別) |
| ダウンタイム | 赤み・腫れは1〜3日ほど、針の跡・内出血は数日〜1週間ほど。メイクは翌日から |
| 受けられない方 | 注入する部分に炎症や感染がある方、注入材の成分にアレルギーがある方 |
| 診察でお伝えください | 妊娠中・授乳中の方、持病(出血しやすい病気など)のある方、ケロイドができやすい方、麻酔でアレルギーが出たことのある方、血液をさらさらにする薬を飲んでいる方(自己判断でやめないでください) |
| 受けられる院 | 安城本院・新宿南口・大阪院・札幌院 |
診察・治療の流れ
洗顔・撮影
診察
注入
施術後
副作用・リスク
- 針を刺すときの痛み、出血、赤み、腫れがあります。赤みや腫れは、1〜3日ほど続くことがあります。
- 針の跡や内出血が、数日〜1週間ほど残ることがあります。注入したところが、小さく盛り上がることもあります。
- オリディアでは、しこり(結節)や肉芽腫ができることがあり、注入から数か月たって出る場合もあります。皮膚の表面に近すぎるところに入ったり、量が多すぎたりすると、小さな盛り上がりやしこりが出やすくなります。
- アナフィラキシーなどの重いアレルギー反応を含め、アレルギー反応や感染が起こることがあります。皮膚に薬液を注入する治療では、治るまでに時間がかかる菌による感染も報告されています。治ったあとに跡が残ることもあります。
- 注入剤が血管に入ると、血の流れが妨げられ、皮膚が傷む(壊死)ことや、見え方の障害(失明を含む)や脳卒中が起こるおそれがあります。
- 副作用が、注入から数週間〜数か月以上たって出ることもあります。
- 期待した変化が得られないことがあります。
- 注入したところの皮膚が白っぽく、または紫色に変わったとき、強い痛みが続くとき、見え方がおかしいときは、すぐに治療を受けた院へご連絡ください。手足が動かしにくい、ろれつが回らないときは、すぐに救急を受診してください。赤みや腫れの広がり、熱っぽさ、しこりがあるときも、次の予約を待たずにご連絡ください。
FAQ
国内で承認されていない医療機器について
■ ハイコックス(HYCOOX)
未承認であること:ハイコックスは、国内で承認されていない医療機器です。
入手経路:当院の医師の判断のもと、個人輸入しています。個人輸入については、厚生労働省の「個人輸入において注意すべき医薬品等について」をご覧ください。
国内の承認品:吸引式の多針で薬液を注入する同じ方式の機器で、国内で承認されたものはありません。
海外での状況:米国などで承認は確認できず、重いリスクが十分に分かっていない可能性があります。
救済制度:医療機器による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。
■ オリディア(Olidia)
未承認であること:オリディアは、国内で承認されていない医療機器です。
入手経路:当院の医師の判断のもと、個人輸入しています。
国内の承認品:ポリL乳酸(PLLA)の注入材で、国内で承認されたものはありません。
海外での状況:米国では、オリディア自体の承認は確認できません。同じPLLAの注入材スカルプトラは、米国で承認されています。
救済制度:医療機器による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。
■ スネコス(SUNEKOS)
未承認であること:スネコスは、国内で承認されていない医療機器です。
入手経路:当院の医師の判断のもと、個人輸入しています。
国内の承認品:ヒアルロン酸の注入材は国内で承認されていますが、ヒアルロン酸にアミノ酸を加えた同じ組成のものはありません。
海外での状況:米国などで承認は確認できず、重いリスクが十分に分かっていない可能性があります。
救済制度:医療機器による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。