診療案内

手足口病

対応状況
  • 安城本院
  • 新宿南口
  • 大阪院
  • 札幌院

手足口病

手足口病は、手のひらや足の裏、口の中などに小さな水ぶくれができる、ウイルスによる感染症です。子どもに多い病気で、治ってしばらくしてから爪がはがれ、驚いて受診される方もいます。当院では、保険診療で診察し、治ったあとの爪のご相談も受けています。

こんな症状の方へ

  • 手のひらや足の裏、口の中に、小さな水ぶくれや赤いぶつぶつがある
  • ひざやおしり、ひじにも、ぶつぶつが広がっている
  • 口の中が痛くて、食事や水分をとりにくい
  • 湿疹なのか、手足口病なのか分からない
  • 手足口病が治ったあと、爪が根元から浮いてきた

手足口病とは

コクサッキーウイルスやエンテロウイルスなどによる感染症で、夏に流行します。熱は出ないか、出ても高くならないことが多く、たいていは1週間ほどで自然におさまっていきます。流行するウイルスの型は、年によって違います。型によっては、ひざやおしり、ひじまで広く発疹が出て、水ぼうそうと紛らわしいこともあります。

発疹をよく見て、似た病気と見分けます

手足口病の発疹は、ひと目では湿疹と見分けにくいことがあります。診察では、手のひらや足の裏、口の中に加えて、ひざやおしりも診て、小さな水ぶくれが散らばっていないかを確かめます。水ぼうそうやとびひなど、治療や、園・学校を休む期間が違う病気と見分けるためです。

治療と、おうちでの過ごし方

手足口病のウイルスに効く薬はなく、つらい症状をやわらげる治療が中心です。薬が必要かどうかは、熱や口の痛みの様子を見て決めます。気をつけたいのは、口の中が痛くて水分がとれなくなることです。水分は少しずつ、こまめにとってください。

症状がおさまっても、便からは数週間から数か月、ウイルスが出ることがあります。家族にうつさないよう、トイレやおむつ替えのあとは流水と石けんで手を洗い、タオルの共用は避けてください。

こんなときは、すぐに医療機関へ

多くは軽くすみますが、まれに髄膜炎(ずいまくえん)や脳炎などを起こすことがあります。次のようなときは、すぐに医療機関を受診してください。

  • 高い熱が出た、熱が2日以上続く
  • 吐く、頭を痛がる
  • 視線が合わない、呼びかけに答えない
  • 呼吸が速く、息苦しそう
  • 水分がとれず、おしっこが出ない
  • ぐったりしている

治ったあとに、爪がはがれることがあります

手足口病にかかってから1〜2か月ほどたって、手や足の爪が根元から浮き、はがれてくることがあります。爪甲脱落症(そうこうだつらくしょう)と呼ばれ、大人にも起こります。多くは特別な治療をしなくても、新しい爪に生え替わります。

浮いた爪は、無理にはがさないでください。服などに引っかかるときは、先の細いはさみで、浮いた部分を切ってもよいです。ご家庭で切りにくいときは、診察のときに当院で切ります。爪のまわりが赤く腫れたり、膿が出たりしたときは受診してください。

この施術の要点

診療区分・費用皮膚科の保険診療です。自己負担の割合は、年齢や加入している保険によって異なります
主な症状手のひら・足の裏・口の中の小さな水ぶくれ。ひざやおしり、ひじに出ることもあります
うつり方せきやくしゃみのしぶき、手についたウイルス、便を通して。うつってから3〜6日ほどで症状が出ます
治療熱や口の痛みなど、つらい症状をやわらげます。ウイルスに効く薬はありません
治るまでの目安多くは1週間ほどで自然におさまります
治ったあとの爪かかってから1〜2か月ほどして、爪がはがれることがあります
すぐに受診が必要なとき高い熱や2日以上続く熱、吐く、頭を痛がる、呼びかけに答えない、息苦しそう、ぐったりしている、水分がとれずおしっこが出ないなど
受診できる院安城本院・新宿南口・大阪院・札幌院

診察・治療の流れ

01

問診

いつから、どこに発疹が出たか、熱や口の痛み、水分や食事のとれ方をうかがいます。
02

診察

手足や口の中、ひざやおしりの発疹を見て、手足口病かどうかを確かめます。
03

説明

おうちでの過ごし方と、登園・登校の目安をお伝えします。薬が必要な場合は処方します。
04

治ったあと

爪がはがれてきたときは、爪の状態を診て、切り方などをお伝えします。

初診のご予約

ご希望の診療科目・担当医師・診療時間をご指定の上ご予約ください。

副作用・リスク

  • 手足口病では、まれに、髄膜炎や脳炎、心筋炎などの合併症が起こることがあります。
  • 口の中の痛みで水分がとれないと、脱水になることがあります。
  • 治ったあとも便などからウイルスが出るため、家族にうつることがあります。
  • かかってから1〜2か月ほどして、爪がはがれることがあります。
  • 熱や痛みをやわらげる薬を出す場合は、薬ごとの注意をご説明します。

FAQ

監修

小林 直隆

医療法人美心研 理事長/咲くらクリニック 総院長

略歴を見る略歴を閉じる

1996年三重大学医学部卒業。東京大学形成外科等での診療を経て、2003年咲くらクリニック開設。アトピー性皮膚炎・にきび・酒さ治療、美容レーザーを専門とし、医療機器メーカー各社の講師として全国で講演活動を行う。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会ほか所属。