手足口病のあとに爪が剥がれる?爪甲剥離の特徴と経過
手足口病治癒後にみられる爪甲剥離とは?数週間前から全国的に猛威を振るっている手足口病。愛知県では少し落ちついてきました。写真の爪は、手足口病治癒後の爪甲剥離という現象です。手足口病の症
記事を読む手足口病は、手のひらや足の裏、口の中などに小さな水ぶくれができる、ウイルスによる感染症です。子どもに多い病気で、治ってしばらくしてから爪がはがれ、驚いて受診される方もいます。当院では、保険診療で診察し、治ったあとの爪のご相談も受けています。
コクサッキーウイルスやエンテロウイルスなどによる感染症で、夏に流行します。熱は出ないか、出ても高くならないことが多く、たいていは1週間ほどで自然におさまっていきます。流行するウイルスの型は、年によって違います。型によっては、ひざやおしり、ひじまで広く発疹が出て、水ぼうそうと紛らわしいこともあります。
手足口病の発疹は、ひと目では湿疹と見分けにくいことがあります。診察では、手のひらや足の裏、口の中に加えて、ひざやおしりも診て、小さな水ぶくれが散らばっていないかを確かめます。水ぼうそうやとびひなど、治療や、園・学校を休む期間が違う病気と見分けるためです。
手足口病のウイルスに効く薬はなく、つらい症状をやわらげる治療が中心です。薬が必要かどうかは、熱や口の痛みの様子を見て決めます。気をつけたいのは、口の中が痛くて水分がとれなくなることです。水分は少しずつ、こまめにとってください。
症状がおさまっても、便からは数週間から数か月、ウイルスが出ることがあります。家族にうつさないよう、トイレやおむつ替えのあとは流水と石けんで手を洗い、タオルの共用は避けてください。
多くは軽くすみますが、まれに髄膜炎(ずいまくえん)や脳炎などを起こすことがあります。次のようなときは、すぐに医療機関を受診してください。
手足口病にかかってから1〜2か月ほどたって、手や足の爪が根元から浮き、はがれてくることがあります。爪甲脱落症(そうこうだつらくしょう)と呼ばれ、大人にも起こります。多くは特別な治療をしなくても、新しい爪に生え替わります。
浮いた爪は、無理にはがさないでください。服などに引っかかるときは、先の細いはさみで、浮いた部分を切ってもよいです。ご家庭で切りにくいときは、診察のときに当院で切ります。爪のまわりが赤く腫れたり、膿が出たりしたときは受診してください。
| 診療区分・費用 | 皮膚科の保険診療です。自己負担の割合は、年齢や加入している保険によって異なります |
|---|---|
| 主な症状 | 手のひら・足の裏・口の中の小さな水ぶくれ。ひざやおしり、ひじに出ることもあります |
| うつり方 | せきやくしゃみのしぶき、手についたウイルス、便を通して。うつってから3〜6日ほどで症状が出ます |
| 治療 | 熱や口の痛みなど、つらい症状をやわらげます。ウイルスに効く薬はありません |
| 治るまでの目安 | 多くは1週間ほどで自然におさまります |
| 治ったあとの爪 | かかってから1〜2か月ほどして、爪がはがれることがあります |
| すぐに受診が必要なとき | 高い熱や2日以上続く熱、吐く、頭を痛がる、呼びかけに答えない、息苦しそう、ぐったりしている、水分がとれずおしっこが出ないなど |
| 受診できる院 | 安城本院・新宿南口・大阪院・札幌院 |
施術の特徴や経過を、院長ブログでご覧いただけます。
手足口病治癒後にみられる爪甲剥離とは?数週間前から全国的に猛威を振るっている手足口病。愛知県では少し落ちついてきました。写真の爪は、手足口病治癒後の爪甲剥離という現象です。手足口病の症
記事を読む先日、3年ぶりに手足口病をみた、と書いたばかりですが、その手足口病が猛威を振るっています。現在毎日数名ずつ診察しています。 普通の手足口病なら手のひら、足の裏、口の中にぶつぶつが出るの
記事を読む手足口病。文字通り手のひらと足の裏と口の中に小さい水ぶくれを伴う赤い発疹が出ます。場合により、膝やお尻にも発疹が出ます。手足口病はウイルスによる感染症で、コクサッキーウイルスやエンテロ
記事を読む